2014年1月7日火曜日

Sculptrisで深海獣レイゴーを作ってDMMの3Dプリントサービスでフィギュア化した

『深海獣レイゴー』ゴジラの終了に危機感を抱いた林家しん平師匠が製作した怪獣映画です。
レイゴーはなかなかカッコいい怪獣なんですが、グッズは限定販売されたソフビのみ。
なかなかのレアものです。

それではレイゴーのフィギュア製作過程を紹介します。


1.フリーソフト スカルプトリスでレイゴーの3Dモデルを作る

 いままで、轟天号などのツンツルテンとした機械をモチーフにしていました。
 でも、今回はごつごつした怪獣です。Creo Element~ で作っていては何ヶ月もかかることでしょう。

 そこで、CGのキャラデザインについて少し勉強してみました。であったのがSculptrisというフリーソフト。これがすごい!感動!最高のソフトです。
 3Dプリンターに興味がある人、でも3Dデータの作成ができない。と悩んでいるのであれば、悩みは無用です。習得に一日もかかりません。直感的に操作することができます。

 一言でいうなら粘土細工です。まずは参考画像をネットから集めてきて、背景にします。
 そして、大まかな形状を作ります。
超ざっくりです。ここで意識するのは各パーツの大きさと角度。細部は無視です。
  皮を剥いだらどんな肉をしているかな?という気持ちで作っていきます。
  引っ張ったり、膨らませたりであっという間に出来ます。


  そして、大まかな形状ができたら少しずつ細部を作りこんでいきます。

左右対称になっているので、片側をいじくればOKです。本当に粘土細工のような感覚です。
なかなかの胸筋です。まさに海のゴジラです。


そして、顔のディテールを作ります。だんだん細かい作業になっていきます。
ここまでくると粘土細工というより彫刻のような感じです。実際の彫刻とは違って
盛り上げたり、Undoしたりできるので不器用な人でも時間をかければ満足する
形が作れるはずです。


だいぶ出来上がりましたが、何か違う。
そう! ゴツゴツした皮膚です。怪獣づくりのノウハウ! 公開します。
この皮膚づくりの工程が最高に気持ちいいんです。

まず、ペイントソフトでこんな白黒画像を用意します。
めんどくさければこの画像をダウンロードして使ってOK。

さあ、この画像をマスクにしてenableをチェック。あとは皮膚をざーっと撫でるだけ!!
ゴツゴツした皮膚が数分で出来てしまいます。CADなんかで作っていたらこうはいきません。
感動ものです。
そしてレイゴーの出来上がり! 製作時間は約10時間ほどです。
スカルプトリスをインストールして初めて作ったのがこのレイゴーです。









背景を映画のポスターにして、記念撮影
色も塗れるんですけど今回は割愛。
3Dモデルが出来上がったので早速プリントアウトしてみます。




2.Cubeで出力に挑戦

  Cubeさんの出番です。最近、プリント終了時にガーガーうるさくて調子悪いのですが
  がんばってもらいます。
  残念ながらフリー版のスカルプトリスにはSTL形式でのエクスポート機能がありません。ですが、これまたフリーソフトのBlenderを使えばSTLファイルに変換できます。
  3Dデータのレイゴーをまずobj形式でエクスポートします。次にBlenderでfile→import→objで先ほど保存したOBJファイルを読み込みます。
   このときに簡単にサイズ変更できるのでやっておきましょう。sを押しながらマウスドラッグです。

 適当な大きさに調整したあと、file→export→stlでSTLファイルを作成します。 

 無事Cubeに読み込ませることが出来ました。出力予測時間は9時間!
 就寝前にCubeをスタートさせて、がんばってねおやすみなさい。と優しく声をかけて床につきました。


 朝、喜び勇んでCubeを見てみるとそこには絶望のヤキソバが出来上がっていました。。。
 なんと高価なヤキソバ(泣)
 
中途半端に作られたヒレが。。。。  シーフードスパゲッティー。。。
誰にだって得意不得意はあるので、あまりCubeを責めないでください。

ここでは諦めてはいけません。方針転換して3Dプリンターサービスを利用してみることにしました。



3.各社3Dプリンターサービスの比較
  さまざまな会社が3Dプリンターサービスを展開しています。
  まだ始まったばかりの業界なのでどこを選べばいいのか良くわからない。
  各社の3Dプリンターサービスの長所、短所を比較してみました。(2013年12月 時点の情報)

  《ポイント》
  現在サービス展開されている3Dプリンターには2つの種類がある。
  1.粉末固着方式  石膏と表記されているのがコレ   安い、荒い、フルカラー
  2.光造形       だいたいアクリルと表記されてる  高い、精密、単色

  まあ結論からいって、個人的見解としてはDMMに軍配があがるかなというところです。
  なんといっても安い。

  上記のうち三社からレイゴーの3Dモデルの見積もりを取ってみました。  


4.DMMの3Dプリントサービスを利用してみた

  ということで、DMMのプリントサービスをお願いしてみました。全長12cmの石膏です。
  年末だったのですが、注文から7日で商品が届きました。
  梱包もしっかりしていて好印象でした。
  粉末固着方式なのでウロコの細部や歯までは出来ませんでしたが、光造形ならもっと精密なモデルが出来ると思います。




     何より5000円未満でこれぐらいのレベルのモデルを素人が作れてしまう。驚きです!


     



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